ブドウの芽(蕾)

ブドウの芽には2種類あって、

①Compound Buds(和訳が分からん)

 ・その年の生育期間に形成されて、翌年の生育期間に発芽する。

 ・この蕾が、翌生育期間の主枝(?)を生み出す。

 ・このcompound buds の中にも、第一、第二、第三芽が存在する。

 ・第二、第三芽は第一芽にダメージ(霜とか)が発生した場合のみ成長する。

 

②Prompt Buds(これも和訳が分からん)

 ・同一の生育期間中に形成、発芽する。

 ・Compound buds から形成された主枝に出来、lateral shoots(第二枝、的な?)を造り出す。

 

Lateral Shoots

・上記の通り、後発芽から形成される枝。

・この枝の主な機能は、主枝にダメージが発生したり(害虫に)食べられてしまった場合でも、ブドウ樹が成長を続けられるサポートをすることなんだな。

・さらに、ここから生える葉が光合成の新たな源にもなる。

・この枝、主枝の端っこに形成されたら、多くの日光に晒されるんで価値あり。

・逆に、主枝の根っこの方だと、気流を阻害するかもしれないので芳しくない。

・Lateral Shoots も花序を形成する。この花序、second crop ね。

 →これができるか否かは、ブドウ品種とキャノピー・マネジメントによる。

・後発花序は、当然主枝から出来たものよりも後に開花、結実、成熟する。

 →もし、全部の果房を一緒に収穫すると、後発花序から生まれた果実は、

  先発組よりも糖度が低く、酸が高い。メトキシピラジンもゴリゴリ。未成熟な

  タンニンが加わったりで、製品化したワインの品質に良からぬ影響を及ぼす。

 →後発花序はグリーン・ハーベストで除去されるケースもある。